北欧の森の香りのひんやりロールオンフレグランス開催しました

7月7日(土)七夕に北欧ヴィンテージショップFukuyaさんにてアロマテラピー教室「北欧の森の香りのひんやりロールオンフレグランス」を開催しました。

森の香りと称されるキュベブの精油と、夏に心地よい薄荷結晶(メントールクリスタル、薄荷脳)を使用します。

キュベブの他に用意した精油は

・クレメンタイン

・ラベンダー

・カモミールローマン

・ローズゼラニウム

・ローズマリー

の5種。

森の香りのキュベブはインドネシア原産のスパイスで、スパイスらしからぬ樹木の心材のような香りがするように私は思います。

キュベブの豆知識>>>17世紀末まではヨーロッパで一般的に使われたスパイスでしたが、ポルトガル国王がブラックペパーの流通を促すためにキュベブの流通を禁止したことから生産量が減り、19世紀ごろにはほとんど市場から消え、現在でも薬草として栽培される意外は入手困難となっているスパイスです。去痰(痰を切る)作用や呼吸を深くする作用があると言われています。

初めて聞く精油なのでとりあえず試香して、気に入ったらブレンド、気に入らなければ割愛。(私のアロマテラピー教室は好きな香りで心地よくがモットーです。)どの精油をどの配合でブレンドするか思案している間に、薄荷結晶のブレンド量を決めます。

あらかじめサンプルとして「弱めにひんやりする」「はっきりひんやりする」の2種を用意しましたが、「もっとひんやりする」でもいいよという方も複数いらして、あらら?と驚きの展開に。消化不良では申し訳なく思って「よろしければ薄荷結晶を袋の口から直嗅ぎして目にくる清涼感を体験してください」とお勧めしましたが断られました(遠慮しなくてもいいのに)。

とはいえ、「弱めにひんやりする」でも十分ひんやりすると体感される方もいらっしゃるので、肌感覚も人それぞれで面白いなぁと思った次第です。

色んな材料をブレンド中の様子。

少量を計量するために北欧ヴィンテージのシュガーカップやクリーマーを逆さにして台に使用中。こうすると視線の高さが変わって計量しやすいのです。(※私物です。Fukuyaさんの商品ではありません。)

ブレンドする精油もあれこれと迷いましたが全員がそれぞれのフレグランスに仕上げました。

ロールオンは?というと、ロールオンボトルは別途お渡ししています(右端に映る黒いキャップの細長いボトルがそれです)。詰め替えができるよう上写真のスポイトボトルに詰めています。

精油のブレンドでは迷った時は個々に希望を聞いてアドバイスするのですが「最近加齢が気になるから加齢を想像させないブレンドは?」という難問も。きちんと答えましたが、いやいやそのような香りはその方からはこれっぽっちもしませんでしたよ。

ついでに○○の香りは歯医者さんでお馴染みの・・・とか、□□と△△のブレンドは魚を焼いた後の生臭みに似た仕上がりになることが・・・などで盛り上がりました。プリン+醤油=ウニみたいな話はアロマテラピーでもあるのです。


よもやま話を交えながら(むしろよもやま話が主旋律)、今回も楽しく教室を開催出来ました。いらしてくださった皆様ありがとうございました。早い梅雨明けで暑い日が続きますが、ひんやりとした香りと付け心地でリフレッシュしていただけると嬉しいです。


次回のFukuyaさんでのアロマ教室は12月上旬を予定しています。今の暑さからは想像しづらいですがクリスマスや北欧の冬をテーマに考えています。お楽しみに。


<雨>

七夕は大体雨。と思って天気予報を気にしていたのですが当日は曇り。いらっしゃる方の足元を考えると強烈な暑さも雨もなくホッとしましたが、西日本の大雨はつらいですね。いつもの暮らしが早く戻ることを祈るばかりです。




北欧の古道具屋さんみたいなアロマテラピー教室 すぅ