夏も近づく八十八夜

本日5月1日は今年の八十八夜。

緑茶の精油はないので、浸出油(インフューズドオイル)を作り、それを使用してほんのりお茶が香るハンドバームを作りました。


自粛生活の潤いの1つになれば(またはお子さんの自由研究の課題遂行にもなれば)幸いと思ったので簡単なレシピも掲載します。

もちろんざっと眺めてエアアロマ教室として妄想していただいても嬉しいです。

行程はシンプル。材料をそろえたら、溶かして、容器に入れ、固める、これで終わりです。

完璧に作る必要はなく、じっくり楽しんで、わくわくして、すぅっと香りを吸い込んで、ちょっとした達成感が味わえたらそれで大成功です。

何よりこれはちょっとやそっとの時間では出来ません。GW中は材料をそろえるのに多少の待ち時間もあることと思いますので、まずは緑茶の浸出油を作るところからレッツチャレンジ。

まずは心を落ち着け、茶でも・・・・(麒麟よ来い)



<材料>

*緑茶の浸出油*

・緑茶 20g

・オイル 40ml(無香、無色のホホバオイル、アーモンドオイル、マカダミアナッツオイルetc)


*ハンドバーム(約30ml)*

・緑茶の浸出油 10g

・ミツロウ 3g

・シアバター 15g

・精油好きな香り2,3滴



<レシピ>

*緑茶の浸出油*

1:清潔な瓶に緑茶とオイルを入れ、室温で10日間置く。

2:時々容器を振り、まんべんなく緑茶の色が出るようにする。

3:十分に色と香りがオイルに移ったらペーパーで濾す。

※スプーンなどで茶葉を押しながらオイルを濾すと無駄がありません。


オイルは透明です


緑茶の色が出ました


濾しています


*ハンドバーム*

1:精油以外の材料をビーカー等に入れる。

2:60℃ぐらいのフツフツするような温度でじっくり湯煎する。

<重要>早いこと映やそうとしてイライラグツグツしてはいけません。


計量しています


湯煎しています


3:すべてが溶けたら湯煎から外し好きな精油を2,3滴入れる。

※精油は好みなので入れなくても

4:保存容器に流し入れて完成。

容器はチューブでなくても、しっかりと蓋が閉まればトラベル用の小さな平缶や小さなガラスケースで代用できます。あるものでどうぞ。



オイルに移った香りは完成したバームからはほんのり香る程度ですが、綺麗なグリーンカラーのバームに心躍ります。そして緑が美しいこの季節、若葉がみずみずしいお茶畑に思いをはせる心の小旅行も是非楽しんでください。


来年の今頃はお外で気持ちよく過ごせることを願って。

北欧の古道具屋さんみたいなアロマテラピー教室 すぅ