「春のパフュームパウダー」をFukuyaさんで開催しました

先日3月16日(土)に北欧のヴィンテージショップFukuyaさんにてアロマ教室「春のパフュームパウダー」を開催しました。

ボトルが素敵でしょう?(セロテープで仮止めしているけれど・・・)

ペイントもカットも同じデザインが無いので、参加者6名が一斉に希望のボトルを一斉に指さしたシーンがこちら。

写真には見えないところで2名かぶってしまったのですが、淑女の譲り合いで激しい争いになることはありませんでした。(ただし残ったボトルを見ながら「それもいいですね」「迷ってきますね」と同調を求めるように入れ替えを促しながら隣人のボトルをわが手に・・・という心理戦があったか無かったか)


今回は北欧の春がテーマなのでイースターを代表する花水仙の他に、ガーデニアやデイジー、ミモザやヴァイオレットなど春らしい香りの精油12種類をお持ちして、パフュームパウダーを作成しました。

パフュームパウダーはコンパクトで控えめに香る特徴があるので出来上がりの調香は強めです。よって初めから精油分量の全量でブレンドしてしまうと修正が出来なくなってしまうので、失敗しないコツを伝えながら作成します。


みんなで白い粉を混ぜていますが悪い粉ではありませんよ。

12種類も香りがあると、面白いくらいに個々の好みが分かれて聞いていて楽しいです。

中でもキャロットシードとヴァイオレットリーフはネタになる程に香りの形容が様々でしたが、ヴァイオレットリーフは私がレジュメに「キュウリのような青み」と記載してしまったこともあって、試香紙にキュウリと記載されてしまう始末。教室中ついぞ正式名称を呼ばれることはありませんでした。

でもヴァイオレットリーフはアクア感を表現するために好んで香水にブレンドされる香りなのですよ(名誉挽回)。


フローラルな香りでも爽やかな仕上がり、温かみある仕上がり、青みある(!)仕上がりなど、それぞれに個性のあるパフュームパウダーに仕上がりました。

作った素敵な香りを上手に纏うのならとパフュームパウダーの使い方を小噺程度にレクチャー。シーンに応じてカジュアルに、リッチに、セクシーに、そして好まれないやりすぎまで。この手の話はおおよそセクシーなところで盛り上がりそうですが、その通りです。


Fukuyaさんで「イースターといえば水仙の花!」とアロマ教室を開催してもう6、7回でしょうか?定番のアロマ教室となってきて嬉しい限りです。

だんだんと服装も気分も軽やかになる春ですから、フワリとお気に入りの香りを纏ってお出かけしていただけると幸いです。ご参加いただきました皆様ありがとうございました。


<天瓜粉テンカフン>

私の試作したパフュームパウダーは、香りのするパウダーと言えばコレな先入観そのものを表現した香りだったのですが、試香したFukuya店主ミタさんの発した「ほんとだ!テンカフンだ!」に「テンカフンて何?!」でしたが、後で調べてみたら先入観そのものの香りのするボディーパウダーの事だったので安心しました。(問題作だったらどうしようと思っていました。)


北欧の古道具屋さんみたいなアロマテラピー教室 すぅ