「クリスマスのハンドクリーム」開催しました

12月8日(土)に北欧ヴィンテージショップFukuyaさんにてアロマテラピー教室「クリスマスのハンドクリーム」を開催しました。

北欧のクリスマスを代表する香りオレンジ、サフラン、カルダモン、モミなどを含む計10種類の精油と、バルティックアンバーのティンクチャーを用意し、いざハンドクリーム作り開始。

量って溶かしてミキシング・・・。

この日は幸か不幸か天気予報で言われていたよりも暖かく、ホッとしたのも束の間、教室内がホットで混ぜてもなかなか固まらないハプニング、こうなったらお外で!

罰ゲームではありません。本当に途中からお外でミキシング作業をしましたが、しっかり狙ったテクスチャーに出来ました。(※当然のことながら前日までレシピの実験をしていて固まらないなんてことはなく、冷たくすれば固まるだろうとは想定内です。←必死の弁明)

チューブに充填する時は空いている方と「初めての共同作業」をしていただいて、無事にハンドクリームが完成しました。

リップバームなどのハードなテクスチャーですと、あっという間に固まってしまうので材料を溶かした後に速やかに精油を加えなければならず、あわてて多く入ってしまったりすることもあるのですが、今回は固まってしまう心配がないので、ゆっくりとぎりぎりまでブレンドする香りを熟考出来たようです。

私の予想ではオレンジやカルダモンなどの甘い香りが親しみがあるので人気かなぁと思っていたのですが、モミやサイプレスなどのグリーン系の香りが好評で、個々に最終的なブレンド滴数をアドバイスする段階で「まるで静かな北欧の冬の森のようね」と感心していました。


当然のことながらブレンドした香りが誰かとかぶることはなく、毎回面白く思うところでもあります。

また、香りについて「初めの印象からしばらくするとがらっと変わるのね」など、精油の真髄とも言うべき感想も聞けて嬉しかったです。

そうなのです、精油は種類によって第一印象と、数分空気にさらした第二印象と変わる事がよくあるのでじっくり堪能していただきたいのです。


週が明けていよいよ冬本番の気候になりましたが、参加いただきました皆様、好きな香りに癒されながら潤いあるシーズンをどうぞお過ごしくださいませ。これからクリスマスに向け、サフランやカルダモンなどをふんだんに使用した北欧の冬のお菓子や料理に触れる機会がありましたら、「あ!あの時に」と思い出していただけると幸いです。

いらしていただいてありがとうございました。


次回Fukuyaさんでのアロマ教室開催は3月中旬を予定しています。フワリとまとう北欧の春の香りをお楽しみにしていてください。


<メモボード>

選ぶ精油を迷った時の為に、暖かい、冷たい、美味しそうな、甘い・・・など仕上げたい印象の参考ブレンドを書こうと思っていたのですが、各々香りの方向性が決まるのが早く、使う事はなかったのですが

代わりに落書き帳に変わっていました。誰の仕業か一発ですけどね。Fukuyaさん。

北欧の古道具屋さんみたいなアロマテラピー教室 すぅ