プレ蒸留教室

5月14日に蒸留器を使用したプレ蒸留教室を開催しました。

世の方々がどのような芳香蒸留水に興味があるのか、どういった活用を期待するのか情報収集したくて・・・という理由でプレ教室です。

自宅で旺盛に育つローズマリーでごぼごぼと蒸留しました。

ローズマリーの若枝はこんなに柔らかいのね、という感想も新鮮でしたが、意外だったのが「蒸留器がコンパクトで可愛い♡可愛い♡やだとっても可愛い♡」という感想。どうやらもっと機械めいていて、大きくて、金属で、熱くて、危なくて、ちょっと怖いもので、近寄ってはいけない、という先入観があったよう。実演してみなければわからないものだなぁと思いました。(可愛いと言われることは経験がないので妙に嬉しかったです。)

ガラスの内側が曇って、内側のビーカーに蒸留水がたまっていく様子を嬉しそうにみる人、を観察するのもインストラクターにとって楽しい時間でした。

蒸留したてのほやほやの蒸留水を鼻に近付け、香りを確かめた感想も上々。長持ちさせるためにエタノールを混ぜて、使用しやすいようスプレー瓶に入れてお持ち帰りいただいたのですが、後に、車の室内でシュシュッとしたらすごく気持ちよかったと感想をいただけたのでさらに嬉しくなりました。

お客様がお持ちくださった自家製酵母のパンとハチミツをいただきながら、興味のある芳香蒸留水について花が咲き、各種ハーブ、そして灯台もと暗しだったヨモギの提案(それは私も純粋にやってみたい)など。アロマ脳で考えるよりも面白い提案が聞けて随分と収穫になりました。

植物は生とドライどちらを使った方がより香るのかなど、芳香蒸留水の分野はまだまだ発展途上の分野なので、まずは純粋に香りを楽しめて生活に取り入れやすいものを切り口に今後レシピを増やしていきたいと思っています。

昨日は週末の寒さが嘘だったように熱い日でしたが、わざわざお越し下さった皆様ありがとうございました。


蒸留教室は6月16日に「ドライローズ」を使用して開催します。お申込み方法や詳細は後日発表します。どうぞお楽しみに。


<ハチミツ>

チョー個人的な見解ですがハチミツの美味しいところは良いところ。と思っている私。要はただのハチミツ好きです。美味しかったです。

北欧の古道具屋さんみたいなアロマテラピー教室 すぅ