ローズマリーのハーブウォーターを抽出

念願だったハーブウォーターの蒸留抽出器が到着しました。

蒸留器と聞くと仰々しいですが、コーヒーでいえばサイフォンです。つまりはサイフォンみたいなものでハーブの芳香成分を微量に含んだ水を取り出します。(ハーブウォーターやフローラルウォーターは精油抽出に伴う副産物としても知られています。)

今後、自宅教室で蒸留教室を開催しますが、何事もまず試してみないとわかりませんし、試して初めてわかる事もあるので自宅のローズマリーでレッツトライ。

ガラスなので中の様子が見られます。蒸気が上がって内部が蒸し風呂のように水滴まみれになる様子すら楽しいです。と同時に部屋中にハーブの香りが広がりまるでハーブティーサロンの気分が味わえます。

抽出できました。予定ではもう少し多く抽出できる予定でしたがその前に氷がすべて溶けてしまったので、これは次回への糧とします。

粗熱を取ってから香りを確かめてみたところ甘酸っぱいグリーンな香り(シロップの様)で、精油の香りのイメージとは全くの別物でした。精油は油溶性、ハーブウォーターは水溶性なので、溶け出ている芳香成分が異なるため香りに違いがあることは当然なのですが、ここまで違うのかと改めて面白さを感じました。

水なので長期の保存には向かず、短期間で使ってしまった方がよいのですが、使い道は拭き掃除や、リネンウォーター、例えばローズウォーターの場合は化粧水の代わりに使われたりもします。今回はグリーンの香りが気持ちいいので玄関のお掃除に使ってしまおうと思います。

次は知人を呼んでプレ蒸留教室を開いて反応を見てみようかな。


<やってみてわかること>

氷受けの容器を持ち上げると、容器は冷たいが上がって来る蒸気が熱い(使ったらとっとと片づけたい病を患っています)。

北欧の古道具屋さんみたいなアロマテラピー教室 すぅ